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トップイベント第11回「親子で楽しむ海の生き物わくわくウォッチング」報告

第11回「親子で楽しむ海の生き物わくわくウォッチング」報告

2017年度のわくわくウォッチングは、2017年5月14日(日)に行いました。今年は、大人51名、子供39名の親子が参加してくださいました。当日は一日曇り空で、風が吹くと肌寒く感じましたが、雨に降られることもなく無事に開催することができました。

最初に学芸員の河野えり子さんからスケジュールについて説明をしていただきました。
今年はお昼過ぎの12時45分ごろに一番潮が引くので、先に海藻押し葉づくりにチャレンジします。その後海へ行って生き物ウォッチングをし、遅めのお昼を挟んで観察の続きとふり返り、というスケジュールになりました。

最初のプログラム、海藻押し葉づくりは、2班に分かれて行いました(順番待ちの間は、中庭でおやつタイム!)。博物館の方が、「ユカリ」という名前の綺麗な赤色の海藻を用意してくださっていたので、それを台紙に広げて押し葉にします。ちなみに、ご飯にかける“ゆかり”は植物の「紫蘇」なので別物です。

台紙を半分水に浸したら、その上に竹串でユカリを移動させ、少しずつ広げていきましょう。黒っぽく見えるところは海藻が重なったままなので、その重なりを取るように、竹串でちょっとずつ動かしていきます。少しコツがいる作業で、「海藻が逃げる~」などの声も聞こえましたが、子供も大人も皆さん真剣でした。
綺麗に広げられたら、ガーゼと新聞紙を挟んで持って帰ります。「おうちに帰ったら、新聞紙を交換してあげてください。毎日変えると早く完成しますが、数日に1回でも大丈夫です」とのことで、少し時間がかかりますが、完成が楽しみですね!

海藻押し葉づくりを終えた後は、着替えて、いよいよ磯に向かって出発です。
出発の前に、河野さんから磯採集の説明がありました。海で注意する点や、観察のしかた、危険な生物などについての説明がありました。特にこの辺でみられる毒がある生物、「ハオコゼやアカクラゲには気を付けましょう」との説明。気を付けましょう!
皆さんそわそわしながらです。気を付けることもたくさんあるので、説明はしっかり聞きましょうね。

今年の採集も、漁協が管理していて普段は一般の人の立ち入りが禁止されている磯で行います。少し歩いて、橋の下まで移動です。磯についたら、行ってもいい場所や気を付けるべき場所の説明がありました。砂浜ですが、細かくなった貝殻でできた少し粗めの砂でした。潮もいい具合に引いてきていて、皆さんグループに分かれて、ボランティアさんたちといざ採集開始です。

さっそく、手前の水たまりには大きなアメフラシと卵がいました。
ボランティアさんから、重さを感じてみようと渡された男の子、「大きい!重い!」といいながらアメフラシにしっかり触れていました。

潮が引いてしぼんだタテジマイソギンチャクをつついてみてと言われて、つついてみると・・・ぴゅっと水が出てきて驚きです。大人も子供もポチポチ押して楽しんでいました。
何回も参加してくれている女の子は、タコを捕まえていました。「マダコ」だそうです。ずっと参加している彼女も初めて見たとのこと。きちんと元のいた場所に戻してあげていました。

ウミウシを探して、容器にたくさんウミウシが入っていたり、遠くから、「ゲットだぜ!」と元気な声が聞こえてきたり、皆さんいろんな生物を採集できたようです。 潮が戻りかけてきたところで、磯採集は終わりました。

博物館へ戻ったら、中庭でシートを広げてお昼ご飯です。ご飯のあとは、採ってきた生物たちを観察したり、タッチプールをのぞき込んだりして、観察の続きです。

最後は、グループごとに、今日観察した生物の名前をまとめました。「なんだったかな~と思い出して、分かるものを書いてくださいね」とのこと。順番にボードを回して箇条書きにするグループもあれば、思い出せる限り書き連ねる子、イラストで表現するグループもありました。最後に河野さんから全グループの成果報告をしていただきました。

最後に、観音崎で卒論をされたという大学生の方が作られたガイドブックと、ウミウシストラップorマグネットがプレゼントとして配られ、今日のプログラムは全て無事に終了しました。
参加者の皆様、ご指導くださった観音崎自然博物館の河野さん、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

観察した生き物

マンジュウボヤ

シロガヤ

タテジマイソギンチャク

ヒメイソギンチャク

ヒメケハダヒザラガイ

リュウキュウヒザラガイ

ウノアシ

レイシガイ

アメフラシ

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