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観察会inひたちなか平磯海岸報告

 2023年6月17日(土)に茨城県ひたちなか市平磯海岸で大人向け(中学生以上対象)の観察会を行いました。梅雨の晴れ間で、天気にも恵まれ、当日の参加者は26名(中学生2名、同伴の小学生5名を含む)、講師・スタッフ9名で、参加者の皆さんは全国のさまざまな地域からお集まりいただきました。

 

本観察会は、大人向けに磯の生物をじっくりと観察し学んでいただく機会にしたいと計画し、ミュージアムパーク茨城県自然博物館、アクアワールド茨城県大洗水族館、地球レーベルとの共催および船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の特別協力により実施いたしました。

 

最初にガイダンスを行い、磯での観察、最後に採集した生物について講師による解説を行いました。

参加者の皆さんには、最初に「磯の動物ビンゴ」のシートを配布し、様々な動物探しをしていただきました。

この日は暑い日でしたが、海水も澄んでいて観察もしやすく、参加者の皆さんも時間いっぱいまで水中を覗いていました。

海綿動物、コケムシ動物、ヒラムシ類、環形動物(ゴカイ)、貝類、棘皮動物(ヒトデ、ナマコ)、節足動物(エビ・カニ類、ヤドカリ、フジツボ、カメノテ)、魚類など、6名の講師がそれぞれ担当の分類群を解説しました。参加者からの鋭い質問などあり、皆さんの学びたい意識に講師・スタッフともに大変刺激を受けました。

 

白亜紀の地層が露出する海岸で行いました。

 

今年は6月後半でも海藻が多かったです。

各分類群の解説中。

 

 

 

 

 

また、終了後はオプションで「ハマダンゴムシ(オオグソクムシに近い仲間)」探しを行いました。

砂浜で一生懸命砂を掘って探し、見つかった時にはその動きやつぶらな瞳から、「かわいい!」という声が上がっていました。ぜひ、磯に行った際には、ハマダンゴムシも探してみてはいかがでしょうか。

 

 

砂を掘って探します。

手のひらにハマダンゴムシがいます。

 

 

お集まりいただいた皆さま、暑い中ご参加いただき、ありがとうございました。

今回は共催や協力として、講師の皆さまをはじめ多くの方にお世話になりました。

参加いただいた皆さんにとって、海や磯、海の生き物について学ぶ機会になれましたら嬉しく思います。

 

【特別協力・共催】

 

 

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