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第25回 磯の生物勉強会(千葉県館山市)報告

2019年6月22日(土)~23日(日)に千葉県館山市にある、東京海洋大学水圏科学フィールド教育研究センター 館山ステーション(https://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/academics/center/banda.html) にて1泊2日の磯の生物勉強会を行いました。

参加者17名で、関東ということもあり、初めての方も多く参加していただきました。

 

それぞれ分かれて生き物を観察しました。

 

今年も梅雨時の6月に開催となりましたが、磯採集の間は雨がふらず、無事に実施することができました。採集時には、館山ステーションで実習中であることが分かるように、黄色い帽子を被って行います。

今回の磯は、泥岩で磯がねのような固いもので叩くと簡単に割れるような地質でした。泥岩に穿孔貝が多くの穴を掘っているため、表面には丸い穴が多数見られました。

 

岩の裏を確認したり、岩陰を探します。

岩に穴を掘る穿孔貝

 

また、その後、初めて地曳網による採集を行いました。1回目の収穫物の少なさにどうなることやらと思いましたが、最後は皆で力を合わせてクサフグが大量に採れました。

 

小型の地曳網を曳きました。

採れた魚を集めています。

夜には、ウミホタルの採集を行いました。夕方に様々なハプニングがありつつ、なんとか仕掛けを沈め待ちます。懇親会後に引き上げに行きましたが、仕掛けが打ち上げられて絡んでしまっていました。なんとかウミホタル数個体が採れ、少しですが光っているところを見ることができました。顕微鏡で観察できる数には至りませんでしたが、採集方法も学ぶことができました。

 

仕掛けを海に投げています。

先生や学生さん達と一緒に懇親会。

 

2日目は、館山ステーションの施設を先生や学生さんの案内で見学させていただき、その後、須之部先生による魚類の性転換についてのお話をお聞きしました。「オキナワベニハゼの社会と性転換」のビデオでは、オキナワベニハゼの双方向の性転換について分かりやすく学ぶことができました。ハレムの中で必ず大きい個体がオスになることなど、比較的平和にハレムが維持されているようで、彼らの戦略に驚かされました。双方向に性転換をすることで、効率良く種を残していくことができるのだろうと改めて感じることができました。また、普段見ることができない、卵を産み付けている貴重な映像を見せていただきました。

 

 

 

★採集された生き物(準備中)

 

濃い二日間の勉強会を無事に終えることができました。須之部先生やTAの皆さま、実施ありがとうございました。また参加者の皆様、お疲れ様でした!

 

 

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